春の終わり

終わってしまった。
初めから期待はしていなかったけれど、強く求めていたわけではなかったけれど、寂しさがないといったら嘘になる。
何かを手に入れるには、それ相応の努力が必要なのだ。
中途半端な気持ちで望んだ時点で、ダメな事は決まっていたのかもしれない。
もう色白でおしゃれなあの子は私のものにはならない。
終わってしまった、春のパンまつり。
結局4.5点分しか集められないのに、台紙までもらってきた自分が恥ずかしい。