心の窓

テープは貼ってある


長い間放置していた、寝室のひび割れた窓をようやく交換してもらえることになったので、部屋を掃除してカーテンを外し、天気がいいからついでにカーテンを洗濯しました。
窓がきれいになるならカーテンもきれいなほうがいいよね、なんて思いつつ。
インターホンが鳴り、迎える私。
「交換に来ましたー。」
「はーい。」
「ドアのクローザー。」
「えっ。」
不動産会社の人から、なぜか窓ではなく玄関のドアの調子が悪いものと聞いて来たようで、当然ガラスの用意なんかありません。
私の伝え方が悪かったのか…?写メまで見せて説明したのに…。
せっかくだからドアクローザを交換してくれると言って作業に取り掛かってくれたのですが、ネジがさびついていてネジ山を破壊してしまい、今日中には無理ということでそのまま帰っていきました。
私は洗ったカーテンをひび割れたままの窓にそっとかけるのでした。